年賀状は新年を祝うため年始にもらうはがきです。はがきにはよく「謹賀新年」や「迎春」と言った言葉がありますが意外と意味がわからず使ってませんか。祝う言葉として大枠で知っている感じではないでしょうか。今回は目上の人に送る場合と、喪中の人に使う場合を紹介します。
謹賀新年の意味は目上の人に対してはどうする?
相手によって使い分けましょう。4文字(謹賀新年など)は敬って出すとき、2文字(賀正、迎春)は敬う気持ちが略されています。上司など目上の方に年賀状を出すときは、4文字の方を使いましょう。2文字だけでは敬い、礼儀正しい気持ちに欠け失礼に当たります。
謹賀新年の意味は喪中の人に対しては?
実は喪中の人には年賀状を出しても大丈夫です。喪に服するのは家族側であって送る側は関係がないのです。しかし、年賀状を出す人に不幸があって、ちょっと出しづらいという気持ちもわかります。そんな場合は寒中見舞いを出してはどうでしょう。寒中見舞いとは寒い時期に相手を気遣って送る葉書です。松の内の期間(1/1から1/7)が終わってから出します。
謹賀新年と恭賀新年の意味は?
謹賀新年の他にもみられる「恭賀新年」という文字。実は意味はそんなに変わらないんです。どちらもつつしんで祝うということです。「恭」はうやうやしいと読みます。元からある謹賀新年よりも丁寧さをだしたいという気持ちからできたのが恭賀新年です。一般的には謹賀新年の方がよく使われていますよね。
まとめ
年賀状一つとっても、送る場合にいろいろなケースがあります。新年から失敗しないようにしましょう。